ごあいさつ

社会福祉法人祷友会

理事長 鎌倉克英

 社会福祉法人 祷友会とうゆうかいは、香川県のほぼ中央、丸亀市飯山町と綾歌町の境、 飯山町上法軍寺はんざんちょうかみほうぐんじ2600番地に位置しています。 1972(昭和47)年1月に法人の認可を受け、同年7月に特別養護老人ホーム 紅山荘べにやまそうが定員50名で開設されました。 1976(昭和51)年4月に定員100名、1979(昭和54)年4月に定員110名に増員し、現在に至っています。

また、1974(昭和49)年8月に定員30名の軽費老人ホームB型(自由契約による老人アパート) 直心荘じきしんそうを開設しました。これは現在の高齢者住宅にあたるものでした。

 以上のような形でスタートしました祷友会の地域での働きは、少子高齢化の時代の波とともに変化してきました。

 例えば、高齢化に伴い痴呆性老人(認知症高齢者)の増加に対応するため、1985(昭和60)年2月から厚生省(現在の厚生労働省)の指定を受け、香川県痴呆性老人処遇技術研修を開始しました。 この研修は、2000(平成12)年の介護保険制度開始に合わせて、認知症介護実践者研修と名称変更され、香川県から指定を受け、現在も祷友会で継続されています。

 1991(平成3)年7月には居宅サービスの拠点として「紅山ケアセンター」を建設し、定員20名(2003(平成15)年には定員30名)のデイサービス事業と定員20名のショートステイ事業を開始しました。

 2000(平成12)年からは他の高齢者施設同様、介護保険制度の下での高齢者福祉を行っております。

 2018(平成30)年4月現在、祷友会で行っている事業は以下の通りです。

  • ◎ 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)「紅山荘」
  • ◎ 軽費老人ホームB型「じきしん荘」
  • ◎ 短期入所生活介護(ショートステイ)
  • ◎ 通所介護(デイサービス)
  • ◎ 居宅介護支援(在宅ケアプラン作成)
  • ◎ 老人介護支援センター(丸亀市地域包括支援センターブランチ)
  • ◎ 丸亀市老人デイサービス事業(生きがい活動支援通所事業)
  • ◎ 生計困難者相談支援事業(香川おもいやりネットワーク事業)
  • ◎ 丸亀市認知症カフェ事業(にじいろカフェ)
  • ◎ 香川県認知症介護実践者研修 等研修事業

 さて、はじめに紹介しましたように、当法人は1970(昭和45)年頃、初代理事長である吉村静枝氏(坂出育愛館館長)が香川県綾歌郡飯山町(当時)から福祉施設建設の要請を受け、 2代目理事長である鎌倉伊都夫氏が中心となり法人を設立し、1972(昭和47)年7月に特別養護老人ホーム紅山荘(施設長:鎌倉伊都夫)を開設しました。  法人名は「キリスト者の祈りの友」という意味を込めて「祷友会」とし、キリストの「愛情と奉仕の心」を法人の基本理念としました。

 社会福祉法人祷友会は、46年の歴史を重ねながら飯山町、綾歌町を中心とする地域で高齢者への福祉サービスを提供してきました。 毎年8月20日に開催していた地域交流事業「紅山の夕べ」(現「夕涼み会」)は地域の風物詩となっています。 少子高齢化がますます進んでいく中で、求められる福祉ニーズもどんどん多様化しています。地域から求められる、認められる事業を行うことこそが社会福祉法人に課せられた使命と思っております。 社会福祉法人祷友会は、地域の方々と力を合わせ、高齢者福祉を中心として地域貢献を行っていきたいと願っています。どうぞご支援、ご協力くださいますようお願い申しあげます。

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